ねぎ焼 「やまもと」

「一銭洋食」を思いだしながらつくっていた

1965(昭和40)年、山本高恵さんは大阪の十三本町に「お好み焼き・やまもと」を開業。地域に親しまれるお好み焼き店として、徐々に人気を得ていきました。
当時、従業員のまかない食として、山本さんは薄い生地の上に大量のネギをのせて焼いたものを出していました。これは、山本さんが「一銭洋食」を思いだしながらつくっていたもの。子供時代だった大正末期におやつ代わりに食していたものです。自分なりにアレンジを加えながら、試行錯誤。あれこれと工夫を加えて、現在の「ねぎ焼」の原型をつくり上げました。

「ねぎ焼き」が人気メニューに

ねぎ焼き やまもと
創業者・山本高恵が店を手伝う子供達のまかないとして生まれた名物の「ねぎ焼」。

お店の鉄板の片隅で、従業員によって食されていた山本さん特製のお好み焼き。ある日、メニューには載っていないその料理に気づいたお客さんがいました。「それを食べてみたい」というリクエストもあり、「ねぎ焼」をお客さんに提供してみたところ大好評。さらに工夫を重ね、3年後の1968年にはお店の正式なメニューになりました。

ねぎ焼き やまもと
ねぎ焼「やももと」本店。開店時から長い列ができます。

薄く焼いた生地にネギをたっぷりに掴み。そこに粉ガツオやキャベツ、紅ショウガなどを彩り鮮やかに加わえ、フンワリと焼き上げる「やまもと」のねぎ焼。イカ、ニク、エビ、牛スジなど、好みで選べる具のメニューも豊富です。1994年にはその「ねぎ焼」は登録商標としても認可。現在、お店を訪れる人の約9割がねぎ焼をオーダーするそうです。その風味豊かな一枚を求めて、全国から人が訪れる人気店となっています。

創業/1965(昭和40)年
創業者/山本高恵
創業地/淀川区十三本町
現社名/有限会社やまもと
所在地/本店 大阪市淀川区十三本町1-8-4
電話/06-6308-4625
http://www.negiyaki-yamamoto.com/